苦手な人と別れるときには…
相手を祝福してお別れする
人との出会いは別れがつきものです。
別れる時には相手のことを祝福してお別れしましょう。
どんなに嫌な人だったなと思っても、きっとあの人にいい人が現れるだろう、
いいことが起きるだろうと思ってお別れしましょう。
「嫌な人だった!」
「あんな人、きっとロクことがないわ!」
そう考えてお別れすると、不思議なことにまたそういう出会いを引き寄せてしまいます。
言葉にしなくても、心の中で思うだけでも無意識レベルでは同じことです。
もうあの人とは会えないわと思うのなら、相手の幸福を祈って別れることで、いわゆる腐れ縁状態の縁が切れるのです。
嫌な出会いを引き寄せているのは本当は自分自身の心の状態なのです。
けれど、それは無意識のレベルなので自分ではわかりません。
相手もひどいことを言われれば、さらに過激になってしまうかもしれません。
思いを手放す
そんな時にはあの人に良い出会いがあるだろうと考えて、心の中から手放してしまうことです。
嫌なひとだなとずっと頭の中で考えてばかりいることは、その人を心の中に繋ぎ止めていることと同じです。
また嫌な人との出会いを求めているのと同じ意味になってしまいます。
「今は意地悪な人だけれど、いい人が見つかれば少しは丸くなるかしら…」
そう考えていればきれいにお別れできます。
あからさまに無視するのもいけません。
さらに腐れ縁を求めているようなものです。
プライベートの距離感を大切に
私自身と他人との見えない境界線を作ることを意識してください。
絶縁ではないのです。
ひとりの大人として尊重し、個人的な空間は保つようにしてください。
甘えがまかり通らなくなると絶縁では子供のケンカと同じ意味になってしまいます。
家族でも、恋人でも、適切な距離感があった方が心が健康でいることができます。
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